2010年 01月 27日
エンジン分解 |
さーて、いよいよ、3SGEを分解していきます。
その前に。。
ファイアリングテスト、プラスアルファの点検をします。
オリジナルの健康診断といったところです。
特に大きな問題はなかったのですが、
リークダウンテスト(シリンダーの機密度を見極めるテスト)で
わずかですが、#2シリンダーでブローバイ室方向に圧縮が抜けているようでした。
ひょっとしたら、ピストンリングの合口の向きがたまたま揃っていたのかもしれません。
分解しながら内部を見極めていきます。
オリジナルエンジンの不具合を見落とさないように注意を払い、
慎重かつスピーディに進めていきます。
ピストントップとトップランド(ピストン上部側面)のカーボンの堆積具合から、
オイル上がりが発生していたことが推測できました。
シリンダーのホーニング目が薄くなっていることも目視できます。
距離相応。といえばそうですが、磨耗しているようです。
ピストン×シリンダーのクリアランスを測定すると
楕円度もテーパー度も大きく目視結果を裏付ける結果となりました。
オイル上がりだけではなく、燃焼圧力も抜けますので、
パワーダウン、ブローバイガスの増加などの影響が出ていたと考えられます。
インテーク配管に付着していたオイルも納得ですね。
その他、大きな不具合はなく、コアとしては上々です。
シリンダーボーリングは必須になりますので、
ピストンは、オーバーサイズ0.50mmを入れることは確定です。
さて、その他にどんなスペシャルなリフレッシュメニューを施そうか。。
その前に。。
ファイアリングテスト、プラスアルファの点検をします。
オリジナルの健康診断といったところです。
特に大きな問題はなかったのですが、
リークダウンテスト(シリンダーの機密度を見極めるテスト)で
わずかですが、#2シリンダーでブローバイ室方向に圧縮が抜けているようでした。
ひょっとしたら、ピストンリングの合口の向きがたまたま揃っていたのかもしれません。
分解しながら内部を見極めていきます。
オリジナルエンジンの不具合を見落とさないように注意を払い、
慎重かつスピーディに進めていきます。
ピストントップとトップランド(ピストン上部側面)のカーボンの堆積具合から、
オイル上がりが発生していたことが推測できました。
シリンダーのホーニング目が薄くなっていることも目視できます。
距離相応。といえばそうですが、磨耗しているようです。
ピストン×シリンダーのクリアランスを測定すると
楕円度もテーパー度も大きく目視結果を裏付ける結果となりました。
オイル上がりだけではなく、燃焼圧力も抜けますので、
パワーダウン、ブローバイガスの増加などの影響が出ていたと考えられます。
インテーク配管に付着していたオイルも納得ですね。
その他、大きな不具合はなく、コアとしては上々です。
シリンダーボーリングは必須になりますので、
ピストンは、オーバーサイズ0.50mmを入れることは確定です。
さて、その他にどんなスペシャルなリフレッシュメニューを施そうか。。
by 管理人
by EngineHospital
| 2010-01-27 17:34
| 3SGEリフレッシュ!